どうも、たくちーです。
確定申告の時期が近づきフリーランスの方や、副業の年収が20万円を越えている方、年収が2,000万円以上の方はさぞかし焦っていることでしょう。
特に、確定申告が初めて…であれば尚更ですよね。税金のことなんて難しいしよくわからない。気持ちは分かります。
僕も2年前までそうでしたから。今年で確定申告は3回目です。
この記事を書くまえに筆者たくちーの経歴を記しましょう。
・2015年4月〜2018年3月まで大手金融機関勤め
・ファイナンシャルプランナーや税理士の資格はないが、法人保険の担当だったので税金についての知識は素人よりは格段にある
・2016年から事業所得が年間20万円を越え、確定申告をせざるを得ない状況に。そのため机上理論だけでなく現場も理解している
とまあ、こんな感じです。少しは読んでいただける気になりましたでしょうか。
そして、最初に脅しを入れておきましょう。確定申告が必要にも関わらず放置しておくことは脱税という犯罪です。
税務署に追いかけ回されることはないと安心していても危険は迫っています。脱税させておけば、延滞税がガッポリ取れるからです。
そして、下手したら延滞税だけで破産という恐ろしい事態になりかねませんので…せっかく苦労して働いた金があああああああああ!!!となります。そうなりたくなければ確定申告は絶対すべきです。
そして!!!!
結論から言うと確定申告は会計ソフトがあれば誰でも簡単にできます。というか、確定申告は会計ソフトが9割です。が、、確定申告を更に楽にするために知っておいたほうがいいことがあるのも事実。それを伝えるためにこのブログを書きました。
・確定申告を初めてする方。
・簡単に確定申告をしたい方
最低限の知識をこの記事でつけて確定申告を乗り切ってください。

さらっと読むための見出し
確定申告のために準備すべきもの

確定申告のために準備すべきはこの3つです(確定申告時に提出する書類は除いています)
・開業届&(青色申告承認申請書)
・事業に関係あるもので購入したもののレシート(領収書)
・会計ソフト
一つずつ見ていきましょう。
開業届&(青色申告承認申請書)
まず、開業届が必要になってきます。理由として、事業で売上を立てた場合ですが…売上を数える単位として「事業所得」と「雑所得」があります。
開業届を出さないと全部「雑所得」扱いとなってしまいます。雑所得だと本当に売上に直結したもの以外経費にできません。シビアですねえ。
事業所得の方が、個人の所得を小さくしてくれる経費の範囲を広げてくれるので開業届の提出は必須です。
開業届は、事業を初めてから1ヶ月以内に出さねばいけないと言う決まりになっています。
それに関しては秘策があるので僕にお問い合わせくださればお答えします。
また、カッコ書きにしましたが青色申告承認申請書も必須ではないですが…提出すべきです。なぜなら、白色申告と比べて税制上の優遇があるからです。
青色申告承認申請書は個人の所得を65万円小さくできるものと10万円小さくできるものがあります。特に10万円小さくできるものに至っては白色申告とやることが変わらないので、やらない意味がわからないくらいです。
65万円申請は、複式簿記の帳簿が必要になって少し面倒なのですが会計ソフトさえあればちょいちょいのちょいです♫
開業届をダウンロードするならこちら青色申告承認申請書をダウンロードするならこちら
事業に関係あるもので購入したレシート(領収書)
事業に関係あるもので購入したもののレシートは必須です。
というのも、税務調査が入ることがありそれは大抵確定申告をした数年後なので。
レシートは白色申告の場合は5年間保存義務があり、青色申告だと7年間保存義務があります。しかし例外があり、青色申告の場合で前々年度の収入が300万円を下回ると5年間でOKです。
おおん、これは長いですね。場所も取りますし、結構イヤですねこれは。。
会計ソフト
会計ソフトは本当に本当にあった方がいいです。
確定申告は会計ソフトを使いこなせることが9割です。
会計ソフトを制する者が確定申告を制す!!
ん?ス●ムダンクで似たようなセリフがあったような…さておき
会計ソフトを使ってない人は騙されたと思って導入すべきです。僕は2016年は会計ソフト導入せずに確定申告をしましたが、かなり面倒でした。2017年から会計ソフトを導入しましたが、世界が変わりましたね。あんな簡単に確定申告ができるとは…と驚きました。簿記の知識も必要ないですしね。
ただ収支を入力するだけで一瞬で帳簿を出してくれるんですからこんな楽なことはありません。
クレジットカードの登録も可能で引き落とされた時の記録を連動してくれます。僕はソニー銀行のデビットカードと連動させて使っていますが便利のなんので。
ただ、取引名がカードの引き落としの時のデータそのままなので、何の事業のために購入した〇〇みたいに書き換えて帳簿に反映させてます。ちょっとその入力が面倒なくらいですね
個人的なオススメはやよいの青色申告オンラインです。上記のこと全部やってくれますから本当に便利です。
セルフプランだと初年度無料です。これに惹かれてなぬ!!と即座に導入しました。でも、2年目からは年間8,000円かかります。まあ、会計ソフトは事業用なので経費にして個人の所得を小さくして税金は減らせます。
やよいの青色申告はびっくりするほど簡単に使えるので、電話サポートなどはつけなくていいと思っています。付けるなら初年度6,000円、2年目以降12,000円です。
やよいの青色申告を導入するならこちら
経費にできるもの→売上に関連するものないし事業に関係あるもの

さて、これから経費にできるものの例を説明しましょう。
例えば、あなたはウェブサイトを作る仕事をしています。
スキルアップのために、ウェブサイトを作る言語の本を買う。これは経費として認められます。簡単な例ですね。
あと、個人事業主は経営者と扱いとしては同じで自己研鑽が必須です。なので、自己研鑽のために買う書籍なども経費で落とせます。
同じ自己研鑽でも、身だしなみのため自分が着る洋服は経費で落とすのは難しいです。。すこし分かりづらいですね。。
また、お客様やビジネスパートナーとの打ち合わせでかかった交通費は経費にすることができます。
詳しいことやこれは経費にできるの?などありましたらお問い合わせいただければ分かる範囲でお答えしますね!
10万円以上30万円以下の固定資産…例えば事業用のPCや自動車を買った場合
個人で事業をすると大きな固定資産を購入することも出てきます。今だとWeb系フリーランスが増えているのでPCが典型的な例でしょう。
これは複雑なので、これにしといた方が良いというものを…というかこれだけ覚えておけば大丈夫です。
会計ソフトに固定資産として登録をし、定額法(一定の額をその年ごとに経費にする方法)で減価償却費として経費にしましょう。(というかこれが一般的です。)そして、摘要欄には措置法28条の2と入れましょう。これでOKです。
減価償却費は、固定資産の耐用年数(使えると思われる年数が法律で定められている)によってその年度でいくらにできるか決まってきます。
例えば…事業用に12万円のパソコンを買ったとします。
パソコンの耐用年数は4年とされています。
パソコンを減価償却費として全額経費にし切るには4年かかるということです。
定額法は、パソコンの例だと4年間で均等に減価償却費として計上します。
つまり、12万円のパソコンだと1年につき3万円経費として落とすことができます。4年かけて経費として落とすパターンが一般的です。
経費の他に個人の所得を小さくしてくれるものたち

経費の他の個人の所得を小さくしてくれる便利な制度も世の中にはたくさんあります。その中から一部を紹介します。
基礎控除
基礎控除は所得を自動的に38万小さくしてくれるありがたい制度です。その分払う税金が少なくなるってことですよ。いくら少なくなるかは知りませんが。。ああ、ありがたや基礎控除で覚えておきましょう。笑
社会保険料(年金、国民健康保険)は控除される
年金や国民健康保険は社会保険料として控除されます。
年金は家に社会保険料控除の紙が届きますのでそれを確定申告書類一式とセットで提出します。
国民健康保険は提出書類はありません。額を入力するだけで大丈夫です。
生命保険料控除・介護保険料控除
生命保険や医療保険に入っていると生命保険料控除や介護保険料控除が受けられるので入っている人は申告しましょう。
というか、保険会社からご丁寧に書類を送ってくれるのでその原本を提出してください。
確定申告はインターネットでするor税務署で作成するのどちらかがオススメ!

確定申告は、インターネットでするか税務署で作成するのがオススメです。時間があるなら、税務署で作り方を教えてもらい…インターネットで入力して提出がいい気がしますが…確実で間違いないですよね。
では、確定申告をインターネットでする方法と税務署でする方法それぞれのメリットを挙げていきます。
インターネットで確定申告するメリット
・売上、経費などを入力すると自動的に計算してくれるためミスがない
・人見知りでも一人でできる
インターネットだと、入力したら自動計算なので手間がかからなくて本当に楽です。
あと、人見知りの方は税務署に赴くのも怖いと思うので一人完結型でいいと思います。笑
デメリットは自分から調べていく姿勢がないと満点に限りなく近い帳簿を作るのは難しいです。(確定申告に満点はないと言われています。)
税務署で確定申告をするメリット
・丁寧にわかりやすく教えてもらえる
・税務署目線の正しい知識がつく
税務署の職員は怖いと思いきや、納税する意欲が高い方には丁寧にわかりやすく教えてくれます。正しい知識も付きます。
デメリットとしては時間と手間がとてもかかることです。確定申告の期間外(4月〜翌年1月)なら税務署は比較的すいているので税務知識に不安がある方は行ってみるといいでしょう。
まとめ

確定申告は会計ソフトが9割!!
会計ソフトを制する者が確定申告を制す!!!!
一見ふざけたまとめ方をしていますがこれは事実です。事情を知っている方ならそれなofそれな…となります。
正しい知識をつけた上で会計ソフトを導入することで確定申告が本当にラクかつキレイな(税法上怪しくないという意味)帳簿が出来上がりますので、まだ導入していない方は会計ソフトを導入しましょう。
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