Captain Kein 第十七話 八百長

Captain Kein




前回は、氷呪チームと世界一の剣豪デグウズが対決しデグウズが勝利する。そんな中ケインチームが傷を癒しているところ、ダグが行方不明になってしまった。さて、どうなってしまうのか

登場人物

日本

東京

ケイン→物語の主人公。最弱だったが、ニック相手に勝てる強さを手に入れた。戦闘センスの素晴らしさをダグに見込まれ成長してゆく。2019年団体戦日本大会決勝では氷呪を下した。

ダグ→物語の準主人公。ワールドクラスの実力を持つ炎の剣士。人望がないため、第一回ストロングバトルは個人戦のみ出場。日本一を取り世界へ挑むもブラジル最強のアリアスに圧倒的敗北を喫する。そんな中、ケインと出会い共に修行する。2019年団体戦日本大会ではサンダブル、スパルダルを下した。アリアスに敗北後…絶望の眼差しでケインチームから姿を消す

ジュー回復魔法においては日本一と言われる実力者。しかし、フィジカルの弱さが課題であり本人も負い目を感じている。
顔の傷で女性にモテなくなることを恐れて気が動転しすぎており、ダグに言われるまで自分の回復魔法で治せることを気付かなかった間抜けな一面もある。

ニック日系アメリカ人だが、東京の青梅の山奥に籠っている。フィールドを掘り起こした岩を武器に戦うことが多い。ダグと対戦し互角の勝負を繰り広げた。引き分けるも、激昂しダグをボコボコにしようとするところ怒れるケインに完全敗北する。2019年団体戦日本大会決勝では忍ぞうを下した。

ブラジルのアリアスに勝負を挑まれ敗北してしまうも…彼ら4人は世界大会でどこまで勝ち抜けるのか見ものである。

ブラジル

アリアス→世界最強の男。圧倒的実力で団体戦、個人戦共に優勝。あまりに強く、世界中から恐れられていると同時に憧れの的だ。2019年日本大会後、ケインチームに勝負を挑み圧倒的勝利を飾る。

その他

ギュウスター→裏ストロングバトルを兵庫の三宮で仕切る悪者。アリアスに敗北後の死にかけのダグを拾い八百長での稼ぎの道具として利用する。

エレファントモンスター→その名の通り象のような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

ライオンモンスター→その名の通りライオンのような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

マッスルモンスター→その名の通り筋肉の塊のような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

デビルモンスター→その名の通り悪魔のような風貌の男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない。

 

ケインチームが傷を癒している間にダグが行方不明に!そんな中、兵庫の三宮でハイレベルなバトルが行われていると聞き…

ケイン:ダグー!!!どこだ!おい!!

ニック:無駄だ。あいつのことだ。どこかにまた姿をくらましてやがるんだろう。アリアスと戦っていた時みたくタイミングよく現れてくれりゃいいが…あいつの絶望に伏した目を…見ただろお前…

ケイン:あ…ああ。

ニック:つまり今回は重症だ。もしかしたらあいつ抜きで世界を戦わなければならなくなるということだ。自分から誘っておいて無責任な野郎だぜ…だが、ダグ抜きで俺たちは勝てるのか?ケイン…

ケイン:勝てないとは言わんが、対複数戦や姑息な手を使うやつに対する戦術はアイツが一番豊富だ。氷呪チームと戦った際もアイツがいなければ多分負けていた。

ニック:そう言うと思ったぜ。あの野郎…見つけたらぶん殴ってやる…

ジュー:おい!お前ら!これを見ろ!

ニック:あぁ?!ストロングバトル日本大会や世界大会なんて目じゃないハイレベルな戦い…だあ!?

ジュー:ああ、兵庫県の三宮のコロシアムで毎日開催されているらしい。

モブ1:おい、今日も三宮でバトルが開催されるぜ!

モブ2:ああ!楽しみだ!ストロングバトル日本大会なんて目じゃないぜ!

ニック:チ…レベルの違いもわからねえバカどもが。好き勝手言いやがって…

ケイン:だが、ダグを探すヒントにはなるかもしれない。兵庫の三宮…神戸市だな。大阪からは遠くない。行ってみよう!




兵庫の三宮のコロシアムに向かってみると…

ケイン:ついたか。ここがコロシアム…!?

ジュー:いかにも怪しい雰囲気だぜ。ヤクザでもいるんじゃねえか!?

ニック:やはりな。これは裏バトル会場だ。おそらく金の欲望渦巻いた八百長だろうぜ。くだらねえ…見るまでもねえ。行くぞケイン。

ケイン:いや…入ろう。少しでも手がかりを探さないと話にもならない。

ニック:チッ…仕方ねえな。すぐ帰るぞ

そして、ケインチームが入って見ると…

エレファントモンスター:パオーーーーーん!!(ライオンモンスターに突進する)

ライオンモンスター:ガルルルルル!!(エレファントモンスターの突進を避け、噛み付く)

エレファントモンスター:オオオオオオン!(KO)

ヤンキー女審判:おおっと!ライオンモンスターがエレファントモンスターを噛みちぎった!強いぞ肉食動物!勝負あったー!!!

ニック:ほらみろ。くだらねえ。なんだこの動物みたいな人間たちは。戦闘力も大して高くねえ。国内戦で俺らとあたっても俺一人で十分なレベルだ。行こうぜ。

ヤンキー女審判:さーーて!本日のメーーーーイインイベーーーーント!!なんとなんと!ストロングバトル日本覇者!!ダグ選手対コロシアム自慢のファイター…マッスルモンスターのバーーーートルだーーーー!!!

ニック:な!!!!!!!なんだとおおおおおお!?!?!偽物じゃねえのか!?

ケイン:ダグ…こんなところにいたか。

裏バトルを操る裏側では…

ギュウスター:分かってるな。お前はわざと負けるんだ。ただ、あからさまじゃつまらねえ。いい勝負を演じろ。

ダグ:分かっている。俺に命令するな。

そして…

ヤンキー女審判:さあ!マッスルモンスターの登場だ!

マッスルモンスター:ゲヘヘ!マッスルモンスター!!!!

ヤンキー女審判:続いて…ダグの登場だぜ!

ダグ:…

ニック:チ…本物か…連れ戻すぞ

ケイン:待て、様子をみよう

ヤンキー女審判:さあ、バトル開始だ!!

マッスルモンスター:マッスルモンスター!!(連続でパンチを繰り出す)

ダグ:フン!!(全部かわす)

ヤンキー女審判:おーっと!ダグ選手速い!マッスルモンスターの鋭いパンチを的確に交わしているう!カッコイイ!こんなやつ早く片付けてデートしようぜえ!

ニック:これくらい…当然だろ。だが、アイツがこの程度の攻撃を避けるなんてらしくねえ…

ダグ:チ…うるせえ女だ。まぁいい。フン!!(炎の弾を複数マッスルモンスターに向けて撃つ)

ケイン:よし!勝負ありだ!

マッスルモンスター、無傷。1発も当たっていない!!

ケイン:な、なにい!?

ニック:信じたくなかったが…八百長だ。ダグの野郎、わざと外している

マッスルモンスター:ギャーーーーー!マッスルモンスター!!!!(連続で蹴りを繰り出す)

ダグ:ぐは…(KO)

ヤンキー女審判:決まったーーーーーー!!!マッスルモンスターの勝利だーーーーー!!どうした日本一!その程度なのか!?

観客1:ふざけんな!何が日本一だよ!

観客2:そうだそうだ!金返せよ!!!

ギュウスター:思惑通り。9割の観客はダグの勝利に賭けていた。これで今夜も大儲けだぜ。へへへへへへへへ

ニック:ケイン、どうする。

ケイン:あれを見ろ。明日も八百長は行われ、ダグも出るみたいだ。ダグの相手を瞬殺して俺が乗り込む

ニック:そうこなくちゃな。

第十八話に続く