Captain Kein 第十八話 もうお前は誰にも勝てはしない

Captain Kein




前回は、ダグが裏バトルに手を染めていることにビックリするケインチーム。そして、今回はダグを取り戻すべく動き出すのである

登場人物

日本

東京

ケイン→物語の主人公。最弱だったが、ニック相手に勝てる強さを手に入れた。戦闘センスの素晴らしさをダグに見込まれ成長してゆく。2019年団体戦日本大会決勝では氷呪を下した。

ダグ→物語の準主人公。ワールドクラスの実力を持つ炎の剣士。人望がないため、第一回ストロングバトルは個人戦のみ出場。日本一を取り世界へ挑むもブラジル最強のアリアスに圧倒的敗北を喫する。そんな中、ケインと出会い共に修行する。2019年団体戦日本大会ではサンダブル、スパルダルを下した。アリアスに敗北後…絶望の眼差しでケインチームから姿を消す

ジュー回復魔法においては日本一と言われる実力者。しかし、フィジカルの弱さが課題であり本人も負い目を感じている。
顔の傷で女性にモテなくなることを恐れて気が動転しすぎており、ダグに言われるまで自分の回復魔法で治せることを気付かなかった間抜けな一面もある。

ニック日系アメリカ人だが、東京の青梅の山奥に籠っている。フィールドを掘り起こした岩を武器に戦うことが多い。ダグと対戦し互角の勝負を繰り広げた。引き分けるも、激昂しダグをボコボコにしようとするところ怒れるケインに完全敗北する。2019年団体戦日本大会決勝では忍ぞうを下した。

ブラジルのアリアスに勝負を挑まれ敗北してしまうも…彼ら4人は世界大会でどこまで勝ち抜けるのか見ものである。

ブラジル

アリアス→世界最強の男。圧倒的実力で団体戦、個人戦共に優勝。あまりに強く、世界中から恐れられていると同時に憧れの的だ。2019年日本大会後、ケインチームに勝負を挑み圧倒的勝利を飾る。

その他

ギュウスター→裏ストロングバトルを兵庫の三宮で仕切る悪者。アリアスに敗北後の死にかけのダグを拾い八百長での稼ぎの道具として利用する。

エレファントモンスター→その名の通り象のような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

ライオンモンスター→その名の通りライオンのような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

マッスルモンスター→その名の通り筋肉の塊のような男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない

デビルモンスター→その名の通り悪魔のような風貌の男。裏ストロングバトルのファイター。見掛け倒しで強くない。

翌日夜…再び三宮のコロシアムに乗り込むケインチームだった

ニック:いよいよか。ダグを取り戻すのは

ケイン:ああ。

裏側では…

ギュウスター:へへへ。ダグ。今日も頼むぜ。

ダグ:分かっている。いちいち癇に障る野郎だ

ギュウスター:威勢が良いのもいいが、餓死しそうになったお前を拾ってやったのは誰だと思っている

ダグ:フン、それとこれは別だ

ダグ、去る

ギュウスターの手下:生意気なやつですね。お仕置きが必要ですな

ギュウスター:まあ待て。やつは俺たちに莫大な利益を生み出してくれている。それくらい目をつぶってやれ

ギュウスターの手下:へ、へい!

そして…

ヤンキー女審判:さあ!今夜も行われるぜビーーーックバーーーートーーーール!!!さあ、出るぞ今夜も出るぞ!チャンピオン!!!ダグ選手対コロシアム自慢の選手!!デビルモンスター選手だ!!

観客1:今夜こそ期待してるぞダグーー!!

観客2:昨日みたいに無様に負けるんじゃねえぞ!!

ヤンキー女審判:さあ!選手入場!赤コーナー!!!チャンピオン!!ダグ選手だ!!!

ダグ:…

ヤンキー女審判:白コーナー!デビルモンスター選手だ!!

デビルモンスター:グヘヘ!!デビルモンスター!!!

ヤンキー女審判:さあ、勝負を始めるぞ!

ニック:ケイン!

ケイン:任せろ!オラァ!(光のビームをデビルモンスターに向けて撃つ)

デビルモンスター:デビルモンスター!!!(KO)

ヤンキー女審判:なんだなんだ!?デビルモンスターがやられてしまった!誰だ!?突然のアクシデントだ!!

ギュウスター:なんだ!?

ケイン:フ…犯人は…この俺だ!!!(コロシアムに向かいジャンプし華麗に着地する)

ヤンキー女審判:おおーー!!かっこいいぞ正体不明のこの男!一体誰だあ!?

ギュウスター:やつは…ダグの仲間のケインか…だが…ダグがまたわざと負ければ…フフフ。




ケインVSダグ開幕!ケインはダグを取り戻せるのか!?

ダグ:てめえ…ここまで来やがったか

ケイン:当たり前だ。仲間が道を踏み外したら戻してやるのがキャプテンの役目さ。

ダグ:チ…甘ちゃんが。勝負の厳しさを教えてやる。

ヤンキー女審判:おっと!勝負が始まろうとしている!そしてこの男!何者だあ!?

ケイン:俺はケインだ

観客の一部が票をケインに入れ直す!しかし、裏バトルでのダグへの信頼は格別なのかダグ:ケイン=8:2の票となった。

ギュウスター:デビルモンスターに比べて票が減っちまった。まあいい。どうせダグはわざと負ける

ケイン:行くぞ(光る状態になる)

ダグ:ほう…

ケイン:ダグ!くらえ!!(連続でパンチとキックを繰り出す)

ダグ:フン!!(止める)

ケイン:なに!?

ニック:バカな!ダグの野郎!全力か!?俺さえも止められなかった光るケインのパンチとキックを止めるなんて!

ギュウスター:なんてレベルの戦いだ…デビルモンスターなんて目じゃない…ククク…これは面白いことになりそうだ!

ダグ:オラァ!!(ケインに向かって炎の斬撃を複数飛ばす)

ケイン:く!!(なんとか止める)すごい威力だ…

ジュー:ダグ…今夜は本気か!?

ニック:いや、本気にならざるを得ないんだ。ケイン相手だと手を抜いたら八百長だとバレてしまうからな。だがそろそろ崩れる頃だ…

ケイン:ダグ…これならどうだ(光るビームをダグに向かい発射する)

ダグ:ぐはーーーーーー!!!(KOされたふりをする)

ヤンキー女審判:決まった!!!ケイン選手の勝利だー!!!!

ギュウスター:ふふふ。それでいい。

ケイン:待て!

ヤンキー女審判:え!?

ケイン:また負けるつもりか?生きるためなら仕方ないとプライドを切り売りして裏バトルをしてきたのか…大したプライドだな。

ダグ、倒れた姿勢から座る形になる

ダグ:キサマァ…

ダグ、ギュウスターの方を見るも…ギュウスターはもう立つなという顔をしている

ケイン:お前に何があったというんだ…あれだけの強さを誇ったお前に…生きるための金がなかったなら貸すことだってできた。なのに!お前はなぜ裏バトルに…

ダグ:お前に俺の何がわかる!?俺の何が…

ケイン:分かりたくない。そんなもの。

ダグ:な…

ケイン:いや、分かっているさ。ニックが教えてくれたよ。アリアスにやられる時のお前の絶望した顔を…だが…お前がこうして自分に言い訳している間…俺たちは敗北を糧に歯を食いしばって生きて来た。お前が泣き言を考えている間に俺たちも世界の強者も…遥か前を歩いているんだ。もうお前は…誰にも勝てはしない…

ダグ:勝てねえだと!?俺が…誰にも…勝てねえだと!?

ケイン:ああ。

ダグ:ナメるんじゃねえ!!!(炎の弾を飛ばしまくる)

ケイン:く…なんて攻撃だ!(完全に防戦一方になる)

ニック:バカな!ダグが覚醒もなしにこの威力なんて!!

ダグ:俺を誰だと思っていやがる!俺は!!俺は!!!!!俺は負けねえ!!!(炎の弾の攻撃は止まらない)

ケイン:これでは手を出しようがない…!!

ダグ:待っていろ!!アリアス!ブラジル!!!エアアアアアア!!!!(覚醒を超えた覚醒をし、炎の艶かかった斬撃がケインを襲う)

ケイン:く…ぐあああああああ!!!(大きなダメージを負う)

ニック:な!!!あのケインが負けた…

ギュウスター:あの野郎…やりやがったな…

ケイン:ダグ…(ニッコリして倒れる)

ダグ:フン…(立ち去る)

ニック:お、おい待て!

ジュー:心配するな。あいつは必ず戻ってくる

ギュウスターの元にダグはいた

ギュウスター:てめえ…よくも勝ちやがったな。俺様の大損じゃねえか

ダグ:うるせえ…世界一はこの俺だ!!!(ギュウスターに炎の弾を飛ばす)

ギュウスター:ギャアアアアアア!!!

こうしてダグはギュウスターの元を去ることになった

裏バトルから足を洗い、ダグにはまた世界を目指して欲しいが果たして!?

第十九話に続く