Captain Kein第十九話 落とし前戦争

Captain Kein




前回は八百長に手を染めたダグに負けてしまうケイン。だが、ダグは必ず戻ると信じるケインチーム。果たしてどうなるのだろうか

登場人物

日本

東京

ケイン→物語の主人公。最弱だったが、ニック相手に勝てる強さを手に入れた。戦闘センスの素晴らしさをダグに見込まれ成長してゆく。2019年団体戦日本大会決勝では氷呪を下した。

ダグ→物語の準主人公。ワールドクラスの実力を持つ炎の剣士。人望がないため、第一回ストロングバトルは個人戦のみ出場。日本一を取り世界へ挑むもブラジル最強のアリアスに圧倒的敗北を喫する。そんな中、ケインと出会い共に修行する。2019年団体戦日本大会ではサンダブル、スパルダルを下した。アリアスに敗北後、裏バトルに手を染めてしまうも…

ジュー回復魔法においては日本一と言われる実力者。しかし、フィジカルの弱さが課題であり本人も負い目を感じている。
顔の傷で女性にモテなくなることを恐れて気が動転しすぎており、ダグに言われるまで自分の回復魔法で治せることを気付かなかった間抜けな一面もある。

ニック日系アメリカ人だが、東京の青梅の山奥に籠っている。フィールドを掘り起こした岩を武器に戦うことが多い。ダグと対戦し互角の勝負を繰り広げた。引き分けるも、激昂しダグをボコボコにしようとするところ怒れるケインに完全敗北する。2019年団体戦日本大会決勝では忍ぞうを下した。

ブラジルのアリアスに勝負を挑まれ敗北してしまうも…彼ら4人は世界大会でどこまで勝ち抜けるのか見ものである。

ブラジル

アリアス→世界最強の男。圧倒的実力で団体戦、個人戦共に優勝。あまりに強く、世界中から恐れられていると同時に憧れの的だ。2019年日本大会後、ケインチームに勝負を挑み圧倒的勝利を飾る。

ダグの帰りを待つケインチーム

ニック:おい…本当にダグの野郎戻ってくるんだろうな…

ジュー:間違いねえよ

ケイン:ああ。間違いなく戻ってくる

ニック:だがよ…俺はこのままやすやすと戻ってきました。また仲間にしてください。で、いいとは思わねえ。

ケイン:…

ジュー:冗談はよせよ。仲間だろ?

ニック:冗談じゃねえ。奴にはきっちり落とし前をつけてもらわにゃいけねえ。

ジュー:落とし前ってなんだよ?

ニック:俺たちと戦ってあいつが勝てなきゃ…いや…俺に勝てないようならば奴が戻ることを俺は許さん。勝手に出て行ったのはあいつだ。奴が頭下げて謝れば許してやるが、奴が頭を下げることなんてまずないだろう。

ケイン:な!バカ言うな!ダグはこの俺にも勝ったんだ。ニック…お前も無事ではすまねえ

ニック:なんだぁ?この俺がむざむざと負けるとでも言いてえのか?!あぁ!?

ケイン:いや…そういうわけじゃ…

ジュー:いやいやいや!許してやれよ!

ケイン:だが…今回ばかりはすまん。俺もニックに一票だ。落とし前はつけるべきだと思う。

ニック:どうするつもりだ…

ケイン:ジュー、ニック、俺の順番でダグに勝ち抜き戦をしてもらう。あいつが負けた時点でチームには戻れない。

ニック:いいだろう。乗ったぜ

ジュー:お…俺も戦うのか。。勝てるわけねえよ!こえーーー!!

ニック:なんなら3人まとめて相手でもいいとあいつなら言いそうだな

???:3人まとめて相手してやるぜ…

ニック:来やがったな。

ダグ登場!落とし前はつけてもらうぞ!!

ダグ:よお…てめえら…落とし前だって?つけてやろうじゃねえか。俺が頭を下げる?有り得ねえ…来な

ニック:俺は…てめえをぶん殴りたくて仕方なかった…これでもくらいな!ロックキャノンだ!!!(大量の気合いを込めた岩をダグに向けて放つ)

ダグ:バカの一つ覚えみてえに同じ技が…通用するか!!オラァ!!(覚醒の更に上を行く覚醒を一瞬発動し気合いだけで岩をかき消してしまう)

ニック:気合いだけで岩が!!だがこれは囮だ!くらえダグ!(気合いを込めたパンチをダグに向けて撃つ)

ダグ:ゲホ…(ダメージを受ける)チッ…ニックてめえ…やるじゃねえかよ

ニック:てめえを殴りたくて仕方なかったと言ってるだろう。それに進化しているのはてめえだけじゃねえんだ…ダグ…てめえ覚醒の更に上を行く覚醒は使いこなせるとはいえ体力的にあまり使えねえんだろ…

ダグ:チ…さすがだ。覚醒という概念もなくここまで強い上に俺の技のカラクリを全て見抜いてやがる…コイツ…俺がいない時のいいブレーンだぜ。

ケイン:ああ。俺たちはお前がいない間はニックに相当助けられたんだ…ダグ。お前がいなくても俺たちは世界で戦える!

ダグ:てめえ…こないだ俺に負けたばかりでよくそんな口が聞けるな。だが…光る状態は常時できるようになったようだな…

ケイン:ああ。こないだはお前が怒っていたのもあり少々萎縮していたが今日は負けないぜ…はあ!!!(光る状態になる)

ダグ:だが…俺が負けるわけねえ!オラァ!!(炎の弾をケインに飛ばす)

ケイン:無駄だ…(全てパンチで弾く)

ダグ:なに!?

ニック:隙だらけだ…オラァ!!(ダグをメガトンパンチで襲う)

ダグ:チ…こいつらと1対2はハードル高いぜ…オラァ!!(炎の剣でメガトンパンチを止める)

ニック:なにぃ!?

ダグ:ニック…てめえの負けだ(炎の弾をニックに飛ばす)

ニック:な…グハ…(ダメージを受ける)て、てめえ…

ダグ:ニック…てめえと俺の実力差はどんどん開いているんだ…俺には勝てねえ

ニック:なんだと…

ダグ:オラァ!くたばれ!(ニックに炎の斬撃を飛ばす)

ニックは観念した目をしているが…

ガキーーーーーーーン!!!!

ケイン:そうは…させるか!!(ダグの炎の斬撃を止めている)

ダグ:チ…そうか。3対1のバトルということを忘れてたぜ。

ジュー:そして、俺がいる!ニック!回復だ!

ニック:あぁ…ありがてえ。(回復する)

ダグ:クソ。。なら、ジュー!てめえから潰してやる!!

ケイン:俺が止める…同じ失敗は二度としねえ!!!

ダグ:おもしれえ…止めてみやがれ!!地獄の轟火!!!!ヴォルキャニック!!!バーニシーーーーング!!!!!!!!!!!(覚醒を超えた覚醒状態に変身し、艶がかった炎の斬撃が襲う!!)

ニック:ケイン!

ケイン:ああ。止めてみせる!

ダグ:てめえらにこれは止められねえ!終わりだ!!

ケイン:そうでもないさ。

ダグ:なに!?

ケイン:なぜなら…お前のその攻撃は…まだブラジルのアリアスには及ばない!!

ダグ:どうかな?

ケイン:どういう意味だ!

ダグ:俺は覚醒を進化させた。意味はわかるな…

ケイン:それを計算に入れた上だ!!オオオオ!!

ガキーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!

ケインがダグの斬撃を止める!ケインは無事なのか!?

ニック:う…なんて威力だ

ジュー:ケイン…無事か!?

ケイン:ハァ…ハァ…大した威力だ。だが、止めたぞ…

ダグ:これは囮だ!

ダグがケインの後ろに回り込み攻撃する

ケイン:な!

ニック:速すぎる!

ジュー:見えなかった…

ダグ:くらえ!ブレイジングショットだ!!(炎の弾をケインにくらわす)

ケイン:しまった…ぐは…(ダメージを受ける)

ダグ:まだだ!

ダグが消える

ニック:まずい!ジューを守らねば!

ジュー:バリアだ!(バリアを三重に貼る)

ダグ:オラァ!!ブレイジングショットだ!!(ブレイジングショットをジューに向けて乱射する)

ニック:くそ!間に合ってくれ!!

ジュー:な…(バリアが一枚ずつ剥がれていく)

ダグ:ジュー、お前はもう終わってるぜ。

ジュー:え…(炎で燃えている)。う、うわああああああ!!!(炎で焼けている自分を見て気絶してしまう)

ニック:クソ…またジューを守れなかったか…ダグの覚醒をさらに超えた覚醒の動きが半端なさすぎる…

ケイン:ダグのやつ…俺たちを試しているな…あいつにはまだそれだけ余裕があるのか。

ジュー敗北!ダグはケインチームを試しているのか?

ニック:ダグの野郎…腐ってたとはいえその後の成長があまりにはやすぎる…これはお前以上の成長速度じゃねえか…ケイン

ケイン:ああ。だが成長が早くとも俺たちが勝てば戻ってこられないんだ。あいつは…

ニック:またわざと負けるつもりか?

ケイン:バカいえ。落とし前はちゃんとつける。それにこないだは本当に手出しできないほどダグの攻撃が凄まじかったんだ。

ニック:本当にこないだはどうあがいてもダグの技は止められなかったのか?

ケイン:ああ。だがアレはダグの怒りで潜在能力が一時的に開花したにすぎない。今のダグはこないだの裏バトル時に及ばない。つまりアリアスにも及ばないということだ。

ニック:なら、俺たちは勝てるんだな?

ケイン:ああ。

ダグ:フン、大した自信だな!だが…お前らは俺には勝てない。確かに俺はアリアスに負けた時、全てに絶望し裏バトルに手を染めた。だが、ケイン。てめえが俺を再び蘇らせた。俺は世界トップクラスともてはやされようと…アリアスに遠く及ばなかった。だがな…ケイン…俺はお前に頼らずともアリアスを倒す道筋が見えたぜ。

ケイン:なに!?

ニック:下がってろ。ケイン…ちょっくら試してえ技がある。ダグに通用すれば世界にも通じる。見てやがれ世界。憎きアメリカ…そしてこの俺様を負かしたブラジル…てめえらを倒すのはこの俺様だぜ…

ニックの新技とは一体!?

第二十話に続く